私の独断で、勝手に評価付けしています    

『白猿の湯』1番深いところでは顎まできた！びびびびびっくり！

　実は、かなり☆HighGrade☆の自炊宿に恵まれた地なのです！岩手は・・・。でも、いつでも行けるという安心感からか、なかなか泊りがけで出かける事がありませんでした。大分寒くなってもきたので、ここらで温泉に行こうということになり、今回は近場の鉛温泉に行ってみよう！ということになりました。以前から気になっていた「立って入るお風呂」のある藤三旅館さんにお世話になりました。「いや〜おんもしろーい」お風呂です（白猿の湯）。吹き抜けの開放的な浴室に大きな湯船が1つ、小さな水風呂が1つあります。この湯船の深さが、1番深いところで１ｍ４０ｃｍ以上あるのです！中で数段階に高さが変化してるので、小柄な人でも大丈夫ではありますが、初めて入った時は、その深さに「ひぇー」でした。でも、慣れてくるとなんとも気持ちがいい。ヘリにもたれかかると、浮こうとしなくても、自然と足はプーラプーラ泳いでしまうような深さなので、座って入る時のように、力の集まるPOINTがない！その為か、身体の隅々までリラックスできるのです。すっかりプーラプーラ入浴方のとりこになってしまいました。それに、かなり水圧を感じるのです。深いから当然湯船に入ってる湯量は相当のものです。その湯量の水圧がかかるので、歩いたりすると、かなりマッサージ効果があるような感じがしました。　以前同じ花巻温泉郷にある、別の立ってはいる温泉に入った時は、「なんでわざわざ立ってはいるのかな・・・なんか、裸で満員電車に乗ってるみたいで落ち着かない・・・」と思ったのですが、このお風呂に入ってみたら、深いことの利点が分かったような気がします。

　お湯は無色無臭ですが、とてもよく温まります。

　白猿の湯は通常は混浴です。（夜の７時から一時間半は女性専用の時間になります。）脱衣所もついたてで仕切られているだけですし、特に男女を分けてるわけではないので、混浴が苦手な方には辛いかもしれません。私などは、恥かしさより入りたいという気持ちの方が勝ってしまうので、例え混浴でも、いつも「えいやーっ」と入ってしまうのですが、せめて脱衣所だけでも、男女を分けてもらえると嬉しいな･･･他にも男女別の湯船が2つあるのですが、風情のあるのはなんといっても白猿の湯！です。

　東北はわりと混浴のシステムが残っています。そこには暗黙のルールがあり、それほど恥かしい思いもせずに入れることがほとんどです。しかし、そうはいっても、時にはあまりに愛想が良すぎる人がいて「え・・・っとあのあのあの・・・」と困ってしまう事もあります。せめて「そろそろ上がります」とこちらが言ったら、合図と思って背中を向けるとかして欲しい・・・な。

お布団を持っていかない場合はプラス５００円かかります。とっても広い木造の建物。それなりの雰囲気もあるのですが、夜には、少し恐ろしいような・・・