チュッパチュッパチュッパ！　結がもぐりこんでいる布団の中から今も聞こえているこの音・・・そう！結はフィンガーチュッパーなのです。３歳になった今も、寝付くときには必ず指しゃぶりをしています。・・・というか、指をしゃぶらないと寝られない・・・と言った方がただしいかな？例え風邪をひいて鼻がつまっていても、見事な息継ぎをしながら指を吸っている。そんな様子を見ると、あきれを通り越して感心してしまいます。

　よくラジオなどの子育て相談で、「指しゃぶりが治らないんです。どうやって止めさせたらいいですか？」などと相談しているおかぁさんがいますが、我が家では、むしろ指しゃぶりを推奨してきたぐらいなので、今更止めろとも言えないし・・・と全然気にせずいます。日記を見ると、生後５２日目の夜中、結がチュッパチュッパと指吸いをしていた！と書いてあります。それまではお腹が空いたり口さびしかったりしても、泣くしか出来なかった結が、一生懸命指を吸っている姿が、なんとも「けなげ」に見えたのを今でもはっきり覚えています。それから今まで、どれほど親子共にこのチュッパチュッパに助けられたことか・・・。歯並びが悪くなる・・・とか、自立心が養われない・・・とか、いろいろな噂が母親の間ではひろまってもいますが、確かなことは判っていないというのが確かなことのようなので気にせずにいます。私が唯一所有している子育てについて・・・の本（大好きなたぬき先生こと、毛利先生の著書）にも年がら年中でなきゃよろしぃーと書いてあるし・・・このまま育ちの中で自然に卒業していくのを待つつもりでいます。

　実は私もほとんど小学校に上がる頃まで指しゃぶりをしていたらしいのです。さすがに５歳６歳になるとはずかしくもあったようで、吸っていないほうの手で、口元を隠しながら吸っていたとのこと・・・そうしてまでも吸いたかったんだな・・・・トホホホホ。「娘よ！こりゃー血だ！」