盛岡の雑貨屋さんで、『蜂蜜の森』の蜜蝋蝋燭に出会ったのはもう７年前のことになります。蜜蝋蝋燭の灯されたときの香りが大好き！でしたが、それまでは教会等で灯されているとてつもなく大きな蜜蝋蝋燭しか知らなかったのです。だから、ポッコリと手に収まる可愛い『蜂蜜の森キャンドル』に出会った時は嬉しかったです。それ以来、お店に立ち寄るたびに購入して、愛用してきました。シンプルな形と、暖かな蜜の色、そして、その香り・・・・『蜂蜜の森キャンドル』を灯すと、なんとも心地良い時間が流れ始めるのです。シンプルな形と書きましたが、一つ一つのデザインがとても工夫されていて、これまた嬉しいのです。丸い蝋燭は水に浮かべて灯すことができるので、水に映った明かりも楽しめますし、先日買った六角形の蝋燭は、火を灯すと、炎の影が６方向に走りまたまたきれいでした。その他いろんな形の蝋燭があるのですが、どれも灯したときの明かりの美しさが楽しめるように工夫されているのです。

先日、旅行の帰り道に、『蜂蜜の森キャンドル』を作っている工房を訪ねてきました。里から少し離れた林の中に、ムーミン谷にありそうな、お家が数軒建っていました。工房のドアを開けた途端甘い香りが漂ってきました・・・丁度蝋燭の製作中だったのです！昔の木造の小学校の理科室のようななんともい〜感じの工房には、蜂蜜色の光がホンワカと満ちていて、「あーぁ、あの光はここで生まれているんだな・・・」と納得の工房でした。いろんな楽しいワークショップも開いているとのことなので、今度はゆっくり訪ねてみたい・・・と思っています。