お宝小箱

ご飯篭

夏場のおひつとして使っているのが、竹製のご飯かごです。タイマグラに越してくる前に、大阪の正宏さんの実家のそばの竹製品のお店で買ったので、かれこれ、8年目になりますが、とても丈夫でびくともせず、なつの食卓で活躍してくれています。昔ながらの小さな店には、足の踏み場もないほどびっしりと床から天井まで篭製品がつまれていました。その中で気に入ったのが、このご飯篭でした。おくから出てきた、店番のおばさんは「若いもんが何のようじゃ!冷やかしならゴメンだよ」というように、少し胡散臭そうにしていました。でも、ご飯篭が欲しい・・・と伝え、どうやって作ったのか・・・等などいろいろと尋ねているうちに、打ち解けて、とても親切にアレコレ教えてくれました。竹は生えている向きで良し悪しがかわり、朝日のあたる側が上等らしく、丈夫でもあるとのことでした。そして、その部分だけを使ったものを薦めてくれました。

 美しい姿、そして使いやすさはあのおばさんが太鼓判を押してくれたとおりでした。又、あの小さなお店を訪ねてみたいナ〜そしてお礼をいいたいな・・・と思っています。

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