ここ数日手足は冷たいのに、顔だけポッポッとほてっている冷えのぼせ状態です。横浜から岩手に戻って、この気温差に身体が馴染んでいないのかもしれません。足湯をしたり、散歩をしたり、まだまだこれからが本番の冬ですから、元気に乗り切りたいものです。

こんな時のとっておきのスープ、サムゲタンもどき。餌にも飼いかたにもこだわっている養鶏家から分けていただいたギュッと身のしまった鶏肉と、薬効のある香味野菜ともち米、それらを一緒に圧力鍋でトロトロに炊いたスープです。本来は丸ごとのウッコッケイのお腹にそれらを詰めてことこと土鍋で炊くそうです。でも自宅では手軽に、圧力鍋に材料を投入してゆっくり圧力をかけます。そして具も一緒に頂いてしまうのが手軽です。これは実母直伝。お店でたべるのと負けないぐらい美味しいですょ。

鶏肉はよーく流水で洗います。少量でもいいので、出来れば油が少なく、身のしまったおいしい骨付きのお肉を用意したいですね。ショウガはよーく洗って皮ごとスライス。ニンニクは丸ごと。朝鮮人参もスライスします。ショウガもニンニクもたっぷり入れるのが私好み。ナツメが好きな方はナツメもいれてください。そこに洗ったもち米を入れます。とろりんタイプが好きなので、私は少し多目に入れますが、さらりと仕上げたい場合は少量に。先日はもち米のかわりに餅粟で炊いてみたら、プツプツ感がこれまたなかなかおいしかったです。

後は圧力を１時間半ぐらいかければ出来上がりです。本来はスープだけ頂く料理なのですが、私は具も全部いただいてしまいます。でも、盛り付け前に鶏肉の皮と骨を取り除くと食べ易いかも・・・。器に盛ってから、ウーロン茶で戻しておいたクコの実を トッピングして出来上がりです。

トロトロリン!

　朝鮮人参は、姉の友人のお母さんが、長野の佐久で栽培された物。なんとも独特の香りがたまりません。フレッシュなものを焼酎漬けにしてあり、人参は料理に・・・焼酎も薬酒として飲んでもいいとのことです。朝鮮人参は、身体を温めるとのこと。少量づつコンスタントに食すといいそうです。